「Atlas-GPL」の特長


★水平対向4気筒のロス機構エンジン

2組のエンジンをはす歯車とドライブシャフトでつなぐ水平対向4気筒エンジンの設計を改良。シリンダを延ばして接着部の耐熱性を 高めるとともに、ヒータカバーの形状を見直して更に高温での加熱を実現しました。

top view


★高効率ヒータ、クーラ

 ヒータにはφ1.5o×20o長の穴を95本あけた銅製のコアを使用。クーラはφ1.5o×20o長の穴95本をシリンダホル ダと一体化。エンジン中央まで効率的に伝熱できる工夫をしています。

engine cross view


★断熱ピストンプレート

 エンジン回転中の作動流体の加熱によるピストンの膨張を低減するため、ピストン先端に断熱層を設けてピストンの温度上昇を抑 制。大面積ヒートシンクと合わせて効率的にピストンを冷却します。

piston cross view

★大会史上最小熱源での人間乗車走行に挑戦

 カセットコンロ用ガスボンベ1個を熱源に、人を乗せた台車を引っ張りま す。ラジコンカーなので、操縦は遠隔操作で行います。

Atlas-GPL

「Atlas-GPL」の仕様

第19回スターリングテク ノラリー アイディア賞金賞 Atlas-GPL